2031年07月02日

初めに 2013/7/2


はじめまして。

このブログは、お題配布処 絶対運命から頂いた、「1年365日のお題」をもとに、
小説担当かみうおと、現代詩担当の佐藤歩が綴っています。

佐藤歩ブログ http://ameblo.jp/ayumi-s19/(大分県詩人連盟会員)
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2013年08月02日

7月28日 心霊体験(現代詩)


地中に深く掘った穴に
亡骸を葬る

力なく横たわる
土をかける私の手は躊躇う

呼吸をし
自ら隣人を抱きしめるのだ

死してなお助けるとは
どういうことか
返事はない


空になった家を洗い
墓に向かえば
蟻はせっせと死体を運ぶ

むごいのではない
むごいのではない

仕方ないのではない
ありがたいのではない

小さく解かれ
どこかでまた会おうか

ただ隣人はそこにいたと
茶碗を割らずに考える
posted by 佐藤 歩 at 05:05| Comment(0) | 佐藤 歩 | 更新情報をチェックする

7月27日 愛と称して嘘を囁く(現代詩)


果てしない己の地平
欲するのは何か

果てしない愛の地平
欲するのは私

嘘も夢事を喰らい
愛なる末に成り下がり
孤独と並びいつしか分かれ
遥か上から見下ろす

飢え渇き
這いつくばって探す
見つからず
逆立ちして世界を変え

生きれども生きれども
喪失に日毎近づく

歩けども歩けども
足跡は水面を揺らす限り


嘘など
とうに私は知っているのだ
posted by 佐藤 歩 at 04:44| Comment(0) | 佐藤 歩 | 更新情報をチェックする

7月26日 懲りない人(現代詩)


土から創られた人間であり
猿を経て時が人間を成した

平らな地球であり
また球形となり
成層圏を飛び出す

幾度となく帰らぬ人は
文明の名に押し殺され
少しだけ泣いたあと
また命に挑む

赤子でさえ十字架を背負い
その生をにらみ叫んだ
漂う些細な日常は
母の手から遠ざかる

死が重なれば重なるほど
息の味を忘れて
生きれば生きるほど
己の手を開けずにいるのだ
posted by 佐藤 歩 at 04:25| Comment(0) | 佐藤 歩 | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

7月25日 気合い注入(現代詩)


眉間にしわを寄せ
どの角度から見ても厳めしい

耳を立て
大きく丸い目を広げ
全神経を集中させ
(ヒゲを前に出し歯を食いしばって)

乾いた音がするまで闘う
それからは戦いだ

短い尻尾を忘れるくらい
切られた爪でドリフトをかけながら
敵は彼らの中にある

ようやく分離すれば
主人不在のベッドに上がり
タオルケットをいい心地につくねて
寝る

何時も戦い
何時も闘う
争わず 疑わず 蔑むことなく

posted by 佐藤 歩 at 23:53| Comment(0) | 佐藤 歩 | 更新情報をチェックする

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