2013年08月02日

7月26日 懲りない人(現代詩)


土から創られた人間であり
猿を経て時が人間を成した

平らな地球であり
また球形となり
成層圏を飛び出す

幾度となく帰らぬ人は
文明の名に押し殺され
少しだけ泣いたあと
また命に挑む

赤子でさえ十字架を背負い
その生をにらみ叫んだ
漂う些細な日常は
母の手から遠ざかる

死が重なれば重なるほど
息の味を忘れて
生きれば生きるほど
己の手を開けずにいるのだ
posted by 佐藤 歩 at 04:25| Comment(0) | 佐藤 歩 | 更新情報をチェックする
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